差別化
先日、漫画LP(ランディングページ)制作のお申込みいただいたクライアント様より「実は他社と比較検討していた」とお話を伺いました。
具体的な社名は伺えませんでしたが、なぜ当社を選んでいただいたかを教えていただきました。
- 営業担当者(弊社では漫画ディレクターと読んでいます)に人間味を感じられ、とても親身になって悩みを聞いてくれた
- 丁寧にヒアリングを重ねて、利用目的をまとめた上でそれに応じた汎用性の高い契約を提案してくれた
- シナリオ企画を一から行ってくれる
- それでいて金額も同等くらい
- 主に著作権を中心に知的財産権への理解が深い
主に上記5点となります。
弊社ではいつも「登録漫画家数」「利用範囲を出来る限り広く」「プロのシナリオライターが社内在籍」という3つの強みをうたっております。
今回お話を聞いて、当社では当たり前だと思っていることが、他社との差別化につながっていることが実感できました。
例えば1番と2番。
前回のブログでも記載しましたが、弊社は課題解決の手法の一つとして漫画を提案しております。
そのため、お客様の悩みをヒアリングしなくては何も提案ができません。
親身になってお客様と一緒になって問題解決の方法を考えていく、これが当然のことだと思っております。
3番に関しては、正直ビックリしました。
その弊社の競合にあたる会社は、なんとエクセルを渡して「これにシナリオを記入して下さい」と言ったそうです。
昨今、広告用の漫画が流行ってきているとはいえ、まだまだ漫画を作ったことがある会社はそんなに多くはないはずです。
そんな会社に対して「シナリオを考えて」と丸投げされたようです。
弊社ではプロのシナリオライターが社内に在籍しておりますので、効果が出るよう、LPで言えば離脱を減らしてページ滞在時間を向上させるようなシナリオ、構成は一から全て考えております。
最後に5番。
これも驚きました。
漫画にして説明する大きなメリットの一つとして、分かりにくいものを分かりやすく説明するという点があります。
つまり打ち合わせの段階で、機密情報とまでは行かないにせよ少なからず取扱注意の情報を得ることになります。
弊社ではもちろんその意識は常に持つようにしておりますし、場合によってはNDAを締結してから具体的な内容を伺った上で、はじめてご提案するということも多々ございます。
競合企業はなんと初回の営業時にインターン生を連れてきたというではありませんか。
インターン生というのは学生のため、社会人経験もなく、その認識は社会人に比べたら低いに決まっています。
事前にそのようなことも伝えずに、当たり前のように連れてきていたとのことでした。
お客様はそれを聞いた瞬間に、話を聞いている振りはしたが、何も情報を与えなかったと仰っていました。当然の話ですね。
当社は漫画制作会社です。漫画は著作権の塊です。著作権は知的財産権です。
知的財産権を取り扱う企業として、当たり前のように行っていたことが差別化になっていたことが初めて実感できた瞬間でした。